今年最後の1匹

08年も暮れようかとしている今日、今年最後の1匹をロータス水槽に追加した。パッサー(キング)エンジェルフィッシュという種類のヤッコだ。色使いがこれでもかってくらい多色刷りの鮮やかで大きな魚だ。うちの大物たち、キイロハギやサザナミヤッコとうまくやれるかちょっと心配だったが、体が大きいせいなのか、あるいは気が強い性格なのか全然物怖じもせず堂々としている。もちろん、虐められている様子もなし。
ま、暮れの1日が平和に終わりそうで一安心。

ロータスの魚水槽に魚も多くなってきたし、無脊椎系が調子悪そうだったので硝酸塩測定したところ、案の定、値が高い。急いでエリザベス水槽に移動。エリザベスは病気が蔓延し、魚が大量死し、今は硝酸塩が(糞尿がなくなったので当然)値が低い。このまま、無脊椎水槽にしようかと思う。
エリザベス水槽は本当は子供水槽だったのだが、環境が人で騒がしいカウンターテーブルに直結していることで、子供たちにとってはストレスが多いことを反省。家に新たに導入したヤノシステム水槽を子供水槽にすることにしよう。

どっこい生きてます!


生きてます
Originally uploaded by momohajime
エリザベス水槽を襲ったペストのような病魔は、魚の半数を死なせた。白点が少しくらいでたからと云ってすぐ薬浴していたときに、それがストレスになり魚が死んだことをふまえ、抵抗力があれば乗り切れる!という方針に切り替えた。しかし、白点ではなくもっと猛毒のトリコディナだったらしく今度は不作為による死亡が相次いだ。かわいがっていたはこふぐもうずまきもマクロスも皆死んで落ち込んだ。
残ったのは、「ハタタテハゼ」「スズメダイ」「イエローコリス」「ピグミーエンゼル」と「ヤドカリ」君。

そこへ今度はヒーターの故障で水温が15度くらいにまで下がる事件が。スズメとピグミーはサンゴの間で健気にじっとしていたけれど、ハゼとコリスは見当たらない。魚がいなくなり、藻の発生もなくなり、寂しいくらいにすっかりキレイになった水を恨めしげに見つめた。

が、気を取り直して急いでヒータを取り替え温度を戻してしばらくするとまぶしい黄色が元気よく水中を舞い始めた。ほどなくハタタテも2匹とも青い目をくりくりさせながら遊泳。睡眠して体力温存してたのね。

よござんしたー。

今後エリザベスには魚は増やさずサンゴ中心の水槽にすることにした。エリザベスの環境は人間の皆が集まる大きなカウンターの横にあることもあり、魚達が落ち着かない環境であることは間違いない。ピクピクしている魚を観るのは忍びない。彼らも徐々にロータス水槽か新しく家に立ち上げる円形水槽に移すとしよう。