白い悪魔との戦い

今までラッキーだったのだろうが、よく考えてみると白点がでないのも合理的だった。

魚は・・

* 戴いた魚(水槽内で長い間他の魚と隔離されて買われていたのだから病気無し)
* 小田急で長いこと出していた店から買った魚(ま、信用だな)
* ショッピングモールにいったときに買った魚(気に入った魚がいたのだが、白点がでているから駄目と云って断られた。ちゃんと魚の状態を把握しているってことだ)

だが、今回は前のブログにも書いた通り、魚倉庫かと思えるほどの凄い数の魚をなんだか怪しいおっさんが独りでやってる店。しかも小さい水槽の水の色は「黄色」。明らかに薬漬け。何日その状態なのかその管理もしてるとは思えない。たとえばルールで1週間薬でトリートメントしてあとは大きな水槽へって流れがあるならいいのだが・・、多分、ないでしょう。大きな水槽は無色だったと覚えるが、搬送用の水は見事に「末期色」、もとい「まっ黄色」。薬に浸ける理由があったのだろう、今考えると・・・。

そう、導入したナンヨウハギの目元に白い点があったのだが、「目くそかな!(ほんとは傷かなっと)」なんて呑気に捉えて、あまり大事に考えなかったおいらもいけない。そう、善人やサービス維持に使命を燃やす業者さんだけじゃないってことくらい知っている。甘いなぁ、まだまだリスク管理が!おいらも。と自己反省。

他の魚にも影響がでて、一番のお気に入りの健気な「はこふぐ」ちゃんの背びれ、尾びれ、左右のひれ、体に白点を見たときには怒りさえ覚えた!(ま、主に自分のいい加減さ、あと商品としか生体をみない業者に!)現在、治療のかいあってか、いや、ハコフグちゃんの生きようとする免疫力でだいぶ悪魔の白い点も減ってきた、というか無い(かも)。左のひれがちょっと崩れているのは白に浸食された?からだろう。点はないように見える・・が、ハコフグの小さいひれをもの凄い勢いで振っているのでよく見えないが実情(・なのでちょっと心配)


ま、しかし、最初から菌がいたことも(見えないので)否定はできない。このページによると水温の変化が激しかったりすると活性化するらしいので、うちの水槽ナチュラル?な状態なので2度くらいの変動はあったと思う。最近は、室温じゃなくて水温を基準にクーラーをいれるようにしてる。大きな水槽なので大量に水があり水温の変化は外気にくらべて緩いはずなので、外気がいきなり暑くなっても水温はすぐには反応しないので、環境負荷にもある程度は配慮できるだろう。いままでは暑さにとことん我慢していたけれど、魚のことも考えてちょっと調整することにしました(おいらもちょっと涼しくなるし)。

可哀想なトゲチョウ!ごめんなさい。
ナンヨウハギは隔離病棟水槽で闘病中。
だいぶ白点は無くなってきた気がするが、体力勝負なのだが、餌は相変わらず食わない。左側が痒いのか一生懸命左側面を床にこすりつけてる。白化したサンゴでも孫の手代わりに入れてやるかな。

治療の手順は以下の通り。

1. カルキを抜いた淡水を用意、治療水槽を温度を一緒にするために少しお湯を足す。
2. 5分程度、様子を見ながら淡水浴。
3. メチレンブルー(マラカイトグリーンのほうがいいと云う話もあるが・・)をかなり薄めにして治療水槽に添加。薬の効用は時間とともに切れるらしいので毎日少しづつ添加予定。
4. 治療水槽で5日くらい目処に。

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